ハロプロ楽曲大賞'24
今年もハロプロ楽曲大賞に投票しました。
以下に私の投票内容を書いておきます。
(※日付は12月9日になっていますが、実際に内容を更新したのは12月31日です)
楽曲部門
『トウキョウ・ブラー』Juice=Juice
往年のシティ・ポップの名曲を何曲もカヴァーしてきたJuice=Juiceが、オリジナル曲でシティ・ポップ路線に挑んだ曲……と思わせつつBメロでの予想外の展開に驚かされました。シティ・ポップのテイストと現代的なダンスミュージックの融合が面白いです。サウンドだシティ・ポップを意識しているのはもちろですが、歌詞もかつての「都会的」なフレーバーを散りばめて「あのころ感」を漂わせているのが見事です。
『レインステーション』宮本佳林
「1、(ワン)」「2、(ツー)」のフレーズに続いて「三叉路」(2番では「午前3時」)という言葉が出てくる「数字の遊び」みたいな歌詞が引っかかりを生んで曲の世界にいっそう引き込まれました。1番では「100億年ぶり」、2番では「1/100も」と、対になるようにやはり数字を使っているのも印象に残りました。
「キミは来ない(Say good-bye…)」「皮肉なくらい ツラい未来」「もしくるなら 悔やむんかしら」などの脚韻の効果的な使用とそれによってより引き立てられる哀愁も好きな部分です。
『花鳥風月 春夏秋冬』佐藤優樹
エッジの効いた歪んだギターサウンドとデジタルビートが生む疾走感と、変わりゆく心情をやや古風な言葉で綴った歌詞が生む、やや硬質な切なさが刺さる曲でした。間奏のギターフレーズにオルガンが重なっていくところなど「こうじゃなきゃ!」みたいなカッコよさがあって素晴らしいです。
『勇敢なダンス』モーニング娘。'24
シンセサウンドをメインとしつつも(おそらくサンプリングの)ギターのカッティングサウンドも相まって、エレクトリックでありながらエモーショナルな「熱さ」を持ったビート感が心地よかったです。そんなサウンドとドラマティックなメロディ、内心の葛藤も感じさせる歌詞が、抑えられない感情の激しさを曲として伝えるようです。
『内緒だよ』モーニング娘。'24 [小田さくら、羽賀朱音]
おそらく通常のレコーディングの際より小さな声で、マイクに近づいて囁くように歌ったのではないかと思われるような声が生むくすぐったさと、その声だからこそ伝えられる「心地よい関係への想い」。レコーディングされた音源だからこそ表現できる情感を感じた1曲です。
MV部門
『Good Luckの胸騒ぎ』OCHA NORMA
1番2番はワンコーラス分をワンカットで通し全体でも4カットと、最長1分半の長回しが印象的なビデオクリップ。1番・2番のAメロBメロではカメラの早い横振りを多用してカットを割らずにスピード感を出し、サビではゆっくりとした移動で見せることで変化をつけているのが巧みな見せ方だと思います。間奏後のサビであえて画面にひとりだけがいる構図にして「一人でいちゃ始まんない」の歌詞に合わせるように全員が揃ったカットに切り替える演出も見事です。
『花鳥風月 春夏秋冬』佐藤優樹
比較的シンプルな構成のミュージックビデオではありますが、色彩の配置とそれを引き立てるようなカラーコレクションによってすべてのカットがグラビア過写真集の1ページを見ているよう。見入ってしまう映像でした。
『勇敢なダンス』モーニング娘。'24
舞台で踊るメンバーをさまざまな角度から捉えたショットをメインにすることで「ステージで踊ることが私(たち)の感情の発露である」ことを表現したような映像に引き込まれました。2番冒頭、リレーされていくソロパートをワンカットで追ったカットが好きな部分。「ともに踊ることでの会話」のような終盤のカットは圧巻です。
推しメン部門
保田圭
昨年の夏ハロコンや娘。横浜アリーナコンサートへのゲスト出演に続き、今年は久々のカジュアルディナーショー開催もあり、歌を聞ける機会があったのは嬉しいところでした。そしてその機会やSNS・ブログなどを通して変わらぬ「歌う姿勢」を感じられました。今後の活動も、変わらず楽しみにしています。
感想みたいなもの
楽曲部門、MV部門とも、得点はすべて同一の2点で、順位は付けずリリース順に記載しています。
今年は個人的な事情で夏以降慌ただしい日々を送っており、特にハロプロ楽曲大賞投票期間がまさに忙しさのピークであったため、投票に時間を割けなかったという事情がありました。
そのためYouTube部門は投票せず、コメントも簡単なものとしています。MV部門『Good Luckの胸騒ぎ』だけコメントが長いのは、MV公開時にあらかじめ書いていたものだからです。
そんな理由もあり個人的にはちょっと消化不良感のあった今回の投票でしたが、楽曲選考自体は仮に時間を掛けていても同じ結果になったのではと考えています。
来年も、たくさんの魅力的な楽曲に出会えることを期待しています。